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IT経営とは?

まずは、IT経営をしっかり定義しましょう!

 IT経営という言葉もかなり市民権を得てきたと思いますが、まだまだ多くの企業に浸透しているとは言い難いですね。これは、IT経営という経営スタイルが漠然としていて、具体的にどのような取り組みを指すかが分かり難い為だと思います。そこで、まずはIT経営をしっかり定義したいと思います。

IT経営の定義については諸説ありますが、私はIT経営を次のように定義しています。

IT経営とは、「ITマネジメントにより、戦略的目標を達成する経営スタイル!」

さて、ここで中小企業の方には、普段馴染みのない言葉が2つあります。 それは、「ITマネジメント」と「戦略的目標」だと思います。



戦略とは何か?

 まず、戦略的目標ですが、元々戦略という言葉は軍事用語で、戦争で敵に勝つ為の作戦を戦略と言います。これを企業に置き換えると、敵(競合)に勝つ為の作戦という事になりますが、ここでは解釈を大きくして、「中長期的な自社の姿を実現する為の作戦」と定義しましょう。
例えば、従業員20人規模で特定の得意先から受注を得ている、中小製造業の場合、自社で技術開発して新製品を売り出す!とうのは簡単ではありません。その場合、「得意先からの信頼を厚くする事により、継続的な受注を獲得し売上を10%向上する」というのが、中長期的な会社の目標になるでしょう。
一方、技術開発力がある中小製造業の場合は、「顧客ニーズに合った製品を開発し、事業の柱にし売上を20%向上する!」事が、中長期の目標になると思います。 このように、まずは5年程度の中長期の目標を設定し、それを実現する為の作戦が戦略であり、中長期の目標が戦略的目標となります。
特定の得意先から受注を受けている中小製造業の場合、先のIT経営の定義を使うと、「ITをマネジメントして、得意先から継続的な受注を獲得し売上を10%向上する」経営活動が、IT経営と言えます。
そんな小規模な会社がIT経営を実践しているの?と思われるかもしれませんが、従業員規模20人前後の会社でも立派にIT経営を実践して効果を出されているところがあります。それは、次の項でお話しします。 IT経営とは?

IT経営マネジメントとは何か?

さて、2つの目の「ITマネジメント」ですが、中々ピンとこないかもしれませんね。ITマネジメントを直訳すると、「情報技術管理」です。一般に、販売管理や生産管理、顧客管理などの言葉はよく使いますが、情報技術管理(IT管理)という言葉はあまり使わないと思います(IT活用とは言いますが、IT管理とは言わないですね)。
元々管理とは、PDCA(計画・実行・チェック・改善)というサイクルを回す活動です。
販売管理の場合、今月の売上目標を決めそれを達成する為に、営業担当者が頑張ります。そして、目標が達成できないようであれば、営業活動を強化します。
これは、今月の売上目標〇〇万円とはっきり数値が分かっているので、目標達成に向けた活動や改善がやり易いのです。
一方、ITの場合は、その効果設定が難しい為、具体的な目標も設定し難いのです。
例えば、ネット販売の場合は、ネットを使って月に300万円売り上げるという目標を設定しやすいですが、生産管理や販売管理システムの場合は、成果を数値に置き換えるのは簡単ではありません。
ITマネジメントとは、このような状況の中でもしっかりとIT活用の目標となる数値を決め、それを達成する為に、システムの内容や活用方法を改善していく活動なのです。 マネジメント(管理)とは?

IT経営をわかりやすく定義し直す!

さて、ここでもう一度、IT経営の定義を見ると、

IT経営とは、
「ITマネジメントにより、戦略的目標を達成する経営スタイル!」

でした。これを、今までの事を踏まえて言い直すと、

IT経営とは、
「IT活用の目標を管理し、中長期の自社の姿を実現する経営スタイル!」
という事になります。

ちなみに、会社の規模に関わらず、社長さんは将来の自社の姿を描いているでしょう。後は、その将来性をITマネジメントで実現する事ができれば、立派にIT経営が実践できていると言えます。
尚、私は中小企業の方がIT経営を実践される中で、戦略目標を実現する為の経営戦略づくりや、ITマネジメントをコンサルティングさせて頂いています。その成功事例やコンサル内容は、次章でお話しします。

IT経営成功事例
IT経営コンサルティング

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